天使と悪魔 (下) (角川文庫)

天使と悪魔 (下) (角川文庫)ダン・ブラウン目に見えるよう
私もダ・ヴィンチ・コードを先に読みました。
断っ然こっちのが面白いです!
夜中の3時まで6時間夢中で読みましたが、この長さ。さすがに読みきれませんでした。次の日めでたく完読。
まず、ダ・ヴィンチ・コードは舞台が、古城とか教会とか、何だか似たような感じのとこばかりで、後半はとばし気味に読んじゃいました。
こちらは舞台が変化に富んでいて、日本人の私にも映像が目に浮かぶよう。
図書館(文書館?)のシーンなど、目を閉じると赤色が(笑)。
それから、ちょうどヨハネ・パウロ○世の亡くなった半年後くらいに読んだので、その時の記憶が新しくて。だけど、この本が書かれたのはそれよりはるかに昔。そういう意味でも「ほほぉ?、あの時、中ではこんなことが…」と感慨深かったです!
それに取り上げられている団体にしても、ダ・ヴィンチ・コードの方はその時初めて聞きましたが、天使と悪魔の方は元々知ってる方が多いんじゃないでしょうか。
もし読むならこっちを後にしないと、ダ・ヴィンチ・コードがつまんなくて最後まで読めないかも知れません。
…余談ですが、下の方のカメルレンゴ=ジュード・ロウには全面的に賛成です!

クライマックスの緊迫感の高まり
下巻では、反物質と物質の対消滅でヴァチカンが消滅するまであと数時間を切った状況で、ラングトンとハサシンの対決も佳境を迎えると同時に、バチカン内部でも大きな動きがあり、いやが上にも緊迫感が高まり、一気にクライマックスへ突入です。クライマックスに突入した後にも状況が二転三転するあたりの話作りも実にうまいですね。

この下巻の途中まで読んでいて、「実在の研究所に関連して、こんな事を書いた小説の発行がよく許されたな」と思わせる記述がありますが、さすがにそれは私の早とちりでした。

本作品は、単純にストーリーを楽しむだけでも十分読み応えがありますが、科学と宗教に関して読者が色々考える良いきっかけにもなるのではないでしょうか。

嘘とわかっても面白い観光ガイド
私の読んだダンブラウンでは一番いいかも!(天使と悪魔>ダヴィンチコード>

デセプションコード)

ローマに行った後に読んだので、「あー先に読んでおけば?」とちょっと後悔。

しかし、実際行く前に読んだら、現実と創作の区別がつかなかったかも。

ローマ市内をぐるぐるまわって、推理とサスペンスだけでなく、ところどころ観光気分も

満足させてくれるところが、火サス風で面白い。

「あのパンテオンの中に、そんな有名なものがあったなんて!わざわざ行ったのに

知らなかったよ?!ありがとう、ダンブラウン」的な楽しみ方もできました。

天使と悪魔 (下) (角川文庫)

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天使と悪魔 (上) (角川文庫)

天使と悪魔 (上) (角川文庫)ダン・ブラウン脱帽・・・。
 ここまでの長編なのに、最後の最後までいい意味で期待を裏切り続けてくれる。ミステリーという枠に捉われない、すばらしい作品であると言えます。ある程度、先の読めてしまうミステリーというものも、ある意味では満足感を与えてくれますが、本書はトリックがわかりやすいのに、先を読ませない。いや、敢えて読ませて、裏切る。そんな展開が、前編を通じて繰り広げられるわけですから、「世界を不眠に陥れた」というロジックも納得できます。

 また、ルネサンス期のキリスト教芸術の圧倒的な教養、キリスト教と科学の両者が生み出すパラドクスがうまく文章の中に融合され、前述したスピード感、小気味のよいリズム感をともなってしまえば、もう敵なしです。

 諸手を挙げて、降参といった印象です。白旗です。

 個人的にはダビンチコードよりも、わかりやすく、全体的にスリリングで楽しめました。しかし同じキリスト教を土台にした作品で、完成度はどちらも高いと思うので、あとは好みの問題かとも思います。キリスト教に造詣がないと、少し抵抗があるのかもしれませんが、本書に含まれる、あふれんばかりの薀蓄が、その溝を埋めてくれることも十分に期待できます。

 

 国産のミステリーにも、良さはありますが、ここまでの完成度ともなると、見たことがありません。キリスト教と科学の対決。天地創造とビックバンの矛盾。みどころ満載の対決を、斬新な視点から描いています。一読の価値ありです。

 

ストーリー作りの巧みさに脱帽
著者であるダン・ブラウンの緻密な調査に基づくストーリー作りの巧みさに脱帽です。

科学と宗教とは手を結び合えるものなのか。それとも水と油のように決して混じり合えないものなのか。はたまた科学と宗教とは同じ宇宙の真理を別の観点から追求しているのか。

この主題を中心に、謎解きとアクションがふんだんに織り込まれた悲劇性と意外性の強い緊迫したストーリーが展開され、全編一気呵成に読んでしまいました。

基本的に宗教が自らの自己保身のために行ってきた数多くの罪悪が糾弾されますが、しかしながら一方的に宗教を否定するほど単純な内容ではありません。思うに、宇宙の真理の探究は科学にまかせ、宗教は人を罰したり救ったりするような人格神信仰を捨て、純粋に人が人としていかに生くべきかの指針を示す倫理観や道徳観など説くべく生まれ変わる必要があるでしょう。

本作はもちろんフィクションですが、その記述の多くが真実に基づいています。例えば〈インターネットのウェブと言う概念はセルンで発明され素粒子物理学者の間で培われた〉は事実です。ただし、セルンで反物質を作り出すことはできますが、それを大量に安定して保存することは現在の技術では不可能です。その他、事実と創作が見事なまでに組み合わされており、その融合も見事です。

巻頭の芸術作品の写真やローマとヴァチカン市国の地図も良い参考になります。

ただ訳者に一言。〈Particle Physics〉は、〈粒子物理学〉ではなく、正しく〈素粒子物理学〉と訳してもらいたかったですね。

観光ガイドとしても秀逸
私の読んだダンブラウンでは一番いいかも!(天使と悪魔>ダヴィンチコード>

デセプションコード)

ローマに行った後に読んだので、「あー先に読んでおけば?」とちょっと後悔。

しかし、実際行く前に読んだら、現実と創作の区別がつかなかったかも。

ローマ市内をぐるぐるまわって、推理とサスペンスだけでなく、ところどころ観光気分も

満足させてくれるところが、火サス風で面白い。

「あのパンテオンの中に、そんな有名なものがあったなんて!わざわざ行ったのに

知らなかったよ?!ありがとう、ダンブラウン」「バチカンのあれってああ

そういうことだったんだ?」的な楽しみ方もできました。

謎解きレベルも高く、犯人も最後まで推理できず、どんでんがえしを十二分に

楽しむことができました。

天使と悪魔 (上) (角川文庫)

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天使と悪魔 (中) (角川文庫)

天使と悪魔 (中) (角川文庫)ダン・ブラウン嘘とわかってても楽しい観光ガイド
私の読んだダンブラウンでは一番いいかも!(天使と悪魔>ダヴィンチコード>

デセプションコード)

ローマに行った後に読んだので、「あー先に読んでおけば?」とちょっと後悔。

しかし、実際行く前に読んだら、現実と創作の区別がつかなかったかも。

ローマ市内をぐるぐるまわって、推理とサスペンスだけでなく、ところどころ観光気分も

満足させてくれるところが、火サス風で面白い。

「あのパンテオンの中に、そんな有名なものがあったなんて!わざわざ行ったのに

知らなかったよ?!ありがとう、ダンブラウン」的な楽しみ方もできました。

中巻以降は読む手が止まらない面白さ!
観光地でお馴染みのローマを舞台に移し、ラングドンの活躍が始まる中巻以降は面白くて読む手が止まらない。数百年かかっても解けなかった謎に対して、各1時間以内の制限時間内で解き明かしていくラングドンのスーパー活躍ぶりはとても心地よい。ダビンチコードの時にも地図を片手にパリを訪れる観光客が増えたというが、今回もローマへ行って、小説とおりに廻りたくなる。それだけのめり込めた。次なる展開が気になるので「天使と悪魔」上中下巻を同時に購入した方が良いだろう。映画化されるというので今から楽しみ。

エンタテイメント小説の雛形
翻訳ものにしては、活字が大きくて1ページあたりの文字数が少なく、また章の転換が早い(ほとんど10ページない。2ページのところなんかもある)ので、とても読みやすい。

ヴァチカンでのローマ法王選挙会を舞台に、スイスの科学研究所が開発した新エネルギーをめぐって、宗教と科学の対立を描く、という一見とっつきにくい内容だが、うっとうしい説明文はほとんどなく、宗教にも科学にも明るくなくたって存分に楽しめる。

ただ筋は、主人公は謎は解くが事件は防げず、最悪の状態まで追い詰められ、危険にさらされたヒロインをぎりぎりで救出し、ありえない極限状態から生還し、と、この手の小説の典型をただ踏襲しているだけで、いささかものたりない。

しかし、まさに「典型」であるので、エンタテイメント小説の「見本」となるくらい「よくできてる」とも言えるかも。

本を片手に、舞台のヴァチカンとローマを歩いてみたくなる。観光ガイドとしても楽しんだ。

天使と悪魔 (中) (角川文庫)

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パズル・パレス (上)

パズル・パレス (上)ダン・ブラウン成長前
先にダ・ヴィンチ・コードを読んでしまうと、これが同じ作者の?と思うほど「成長前」の作品です。

最後の方に不要などんでん返し(というか遠回り)があるところは、アメリカ映画にもよく使われる手なので、映画やドラマを見て小説家をめざしたのかも?と思わされます。

ダン・ブラウンを全制覇したいと思う人以外は読まなくてもいいかもしれません。

謎解きは他の本より少ないか
謎解きは『ダ・ヴィンチ・コード』や『天使と悪魔』に較べると少ないです。やはり著者の処女作ということで割り引いて読んだ方が宜しいかと。

ですがNSA(国家安全保障局)があまり公になっていない時期にこれだけの内容を書けるというのは秀逸とすべき。それと主人公の男女がいつもHappy Endで終わるのは安心して読める点でもあろう。

息もつかせぬ展開は処女作から健在だが…
『デセプション・ポイント』の習作、という印象を受けました。リアリティを殺いでしまったデタラメな日本人名や余計なエピローグは、デビュー作だから目をつぶりました。国際的に注目を浴びている作家が今後こんなヘマをやらかさないことを祈ります。

西洋文化の大源流であるキリスト教を扱ったラングドン・シリーズは秀逸。前ローマ法王の暗殺を謀った男にも取材したという次回作に期待しています。
パズル・パレス (上)

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パズル・パレス (下)

パズル・パレス (下)ダン・ブラウンダン・ブラウン作品の中ではイマイチ、の部類です
「天使と悪魔」「ダヴィンチコード」「デセプションポイント」そして「パズルパレス」の順で読みました。

好みなのは「天使と悪魔」、インパクトがあり説明が多く難解なのが「ダヴィンチコード」、主人公が狙われ追われ続けるスリル感は「デセプションポイント」、「パレスパズル」はダンブラウンらしい作風ではあるものの、作品としての個性が少なく、その分読みやすいともいえるのですが、他3作品と比べると私は好みではありません。

めずらしく日本人がキーパーソンとして描かれていますが名前からいってもあまり日本では聞きなれない名前ですし、いかにも海外(アメリカ人)からみた日本人、といったような記述が多いと思いました。(私がまだ若いからかもしれません・・・古きよき時代、もしくは戦時中の日本人をイメージして描かれているから仕方ないかもしれません・・・)

また、黒幕が他登場人物に濡れ衣をきせたことがわかる場面でもさらっと描かれていたり、犯人(黒幕)は誰なのだろうという、読者の興味をわかせることが他作品では強くあるにもかかわらず本作品には少なく・・・その分ゆとりをもって読め、また、読みやすいのですが・・・ダンブラウン作品、という期待をもって読むには物足りないです。

早く新作が出ることを期待する毎日です!

まぁまぁですが…
ダン・ブラウンの作品ということで、何も考えず読みました。「ダヴィンチ・コード」、「天使と悪魔」、「デセプション・ポイント」を読んでから読んだのですが、インパクトにおいて、他の作品には劣る気がします。コンピュータものということで、内容が古くなってしまったということもありますし。まぁまぁ、という感じでした。

作者買い
してしまいました。

そのくらい、私はダン・ブラウンの作品が好きです。

題材はちょっと難しく、本当に理解しているのか??という感じですが、

それでも読まされてしまうのです。

そのくらい、テンポが良くって「次どうなるのだろう?」とどんどん引っ張られてしまうのです。

今回の作品は、今までの作品の中で一番理解しやすかったです。

それはきっと私もパソコンを趣味でいじっているので、イメージがつきやすかったのだと思います。

今後もダン・ブラウンの作品には期待したいですね♪
パズル・パレス (下)

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ダ・ヴィンチ・コード(中) (角川文庫)

ダ・ヴィンチ・コード(中) (角川文庫)ダン・ブラウンモナリザ
この本のおかげでダンブラウン作品にはまりました。

キリスト教徒ではないので聖書やキリスト教史のことには全く詳しくありませんが

そんなわたしでも十分世界に入り込めて一気に3巻読破してしまいました。

女性こそ読むべき本かな
…と感じた。いや僕はアジア男なんで無縁すけど。

不当な女性蔑視は本当ねっこから洗脳されてたのかも。

イブの原罪ねつぞう?イエスの恋人への中傷。名画に隠された物語?

魔女狩りジャンヌもカワイソ。ホント念入りだなーこの洗脳は。

レッテル貼りは、古代政治からの常套手段だったんだな。

僕は映画を観た後に読んだので、上巻は飛ばし読みすれば良かった。

中巻55章ティービング話からが、圧倒的に面白い。好奇心ビンビンだ。

銀行の車で英国紳士の屋敷に逃げ込む場面、ここから読めば良かった。

頭から順番通りでなきゃ気がすまない、自分の性分が恨めしかった。

まあフィクションだからどこまで信じてよいか判断つかないが、もっと

歴史が知りたくなった。歴史に関心を持つキッカケとしては面白い本だ。

少なくとも、マリアに対する古来よりの中傷には、根拠が無いようだ。

本書はその迷信を覆してくれた、これだけでも僕にとっては、大きかった。

PS●女性に薦める伝説→騎士道物語 ガウェインの結婚

知的好奇心をくすぐられる作品
2005年度版このミス10 4位。

2004年文春ミステリーベスト10 1位。

ある作品がベストセラーになってから読む場合、期待が大きすぎるせいか拍子抜けすることが多いのだが、この作品の場合違った。「キリスト教」の造詣の深い人が読めば感想が異なるのかもしれないが、少なくとも私にとっては、ミステリーとしても、知的好奇心をくすぐられる作品としても、十分に楽しめるものであった。
ダ・ヴィンチ・コード(中) (角川文庫)

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デセプション・ポイント〈下〉 (角川文庫)

デセプション・ポイント〈下〉 (角川文庫)ダン ブラウン早く映画化してほしいですね。ガブリエールはハル・ベリーで。
作品のスタイルとしては、ラングドン・シリーズと同じく、

一つ一つの章が短く、視点人物がめまぐるしく変わるという手法がとられています。

これは、きわめて映画的な手法で、

この『デセプション・ポイント(強引に訳すと「欺瞞の極点」)』では、

魅力的な女主人公ふたりが短時間に数々の窮地をどうやって脱するか、

そして大統領選の行方がどうなるかという二点への強烈な興味によって、

読者は最後まで一気にラストまで導かれていくと思います。

薀蓄の内容も、大統領選の内幕で、あったり、

米国航空宇宙局(NASA)や国家偵察局(NRO)の実態であったり、

その分かりやすさは天下一品ですね。

『天使と悪魔』と同じく、自然科学の深い内容に言及している部分もいくらかあるものの、

読者は登場人物に感情移入して話の流れに身を任せているだけで、

十分に理解できるばかりか、新たな知識を無理なく楽しみながら吸収できます。

一晩一気に読むことになりますが、寝不足になった分しっかり楽しめます。オススメです。

面白い!!
ダヴィンチコードや天使と悪魔がお好きな方ならこれもきっと好きだと思います。

最初は難しい設備や機器の名前が多くなりそうで

その方面には興味がなかったので最後までたどり着けるか不安でしたが

上巻の5分の1を過ぎたあたりから、どんどん読む早さが早くなってきました。

最後は作者にしてやられた!という感想です。

途中からは『まだ終わらないで!!話を続けて読みたい!』と思いながら、最後まで読み終わってしまいました。

この作者のウンチクの質も量も毎作品凄いと感じますが、

そういうのを多少リズムに乗った勢いですっ飛ばしてたとしても

展開にはなんら支障がないあたりも、この作者の作品が大好きな理由です。

ぜひ映画化を望みます!!

トーランドにはマシュー・マコノヒーを、レイチェルにはシャーリーズ・セロンか、

シエナ・ミラーを、などと想像しながら読んでしまいました。

誰を信じたらいいの!?というハラハラ感!!
ダンブラウン作品としては「ダヴィンチコード」「天使と悪魔」の次に読みました。

34歳のキャリアウーマンが主人公なので、同世代の女性は入りやすいかもしれません。

前3作同様、前半のNASAや地質学等の小難しい説明は読み辛いものがありますが、一人殺された時点からあまりの面白さにあれよあれよと最後まで読み切ってしまいました。

本作は主人公以外、まわりのすべての人が怪しすぎて、いったい誰を信じたらいいの??と主人公同様ハラハラさせられるところや、それぞれキャラクターがしっかり描かれており、その人間関係を絡めながらの伏線がすばらしいです。

私は前2作はなんとなく犯人(黒幕)は推理できたのですが、今回に限ってはまったく予想外の人物が黒幕だったのが驚きでした。

前2作を楽しく読まれた方ならこの作品も期待通り楽しませてくれるものだと思います!!
デセプション・ポイント〈下〉 (角川文庫)

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ダ・ヴィンチ・コード(下) (角川文庫)

ダ・ヴィンチ・コード(下) (角川文庫)ダン・ブラウン扱い方がうまいと思いました。
何か新しいことを教えてもらえるのかと思って読んだのですが、そう言う意味ではちょっとがっかりでした。荒俣さんだって書いてたし。テンプル騎士団のことは解って書いていたのかなあ。でも、料理の仕方が抜群にうまいと思いました。黒幕やヒロインの秘密は、直ぐにバレるように書いてありましたけど、キモは聖盃の位置ですよね。ちゃんと読んでいれば解るように書いてあったのに、考えずに答えを読んで失敗でした。もっと楽しめたのに。これ実は推理小説として楽しめるんですよね。でも、それはさておき、危機また危機の展開をしっかり楽しめました。マイケルクライトンもそうだけど、使い古されたテーマを、もっとおもしろく書けるって、それはそれですごいと思いました。

知的好奇心をくすぐられる作品としても、十分に楽しめるものであった
2005年度版このミス10 4位。

2004年文春ミステリーベスト10 1位。

ある作品がベストセラーになってから読む場合、期待が大きすぎるせいか拍子抜けすることが多いのだが、この作品の場合違った。「キリスト教」の造詣の深い人が読めば感想が異なるのかもしれないが、少なくとも私にとっては、ミステリーとしても、知的好奇心をくすぐられる作品としても、十分に楽しめるものであった。

おもしろかったんですが…
上・中・下と一気に読みました。話題の本だけあって、なかなかおもしろかったです。

ただ、前半に「この人が黒幕かもしれない」と思っていた人たちの存在感がどんどん薄れていったので、最後に黒幕がわかった時には「やっぱり…」という感じでした。ソフィーの家族の秘密もほぼ想像通りでしたし。

エンディングも「え?いつの間に謎を解いたの?」とあっけにとられてしまいました。あそこまで引っ張ったからには最後まで丁寧に書いてほしかった、というのが正直な感想です。
ダ・ヴィンチ・コード(下) (角川文庫)

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デセプション・ポイント〈上〉 (角川文庫)

デセプション・ポイント〈上〉 (角川文庫)ダン ブラウン映画化してほしいです
作品のスタイルとしては、ラングドン・シリーズと同じく、

一つ一つの章が短く、視点人物がめまぐるしく変わるという手法がとられています。

これは、きわめて映画的な手法で、

この『デセプション・ポイント(強引に訳すと「欺瞞の極点」)』では、

魅力的な女主人公ふたりが短時間に数々の窮地をどうやって脱するか、

そして大統領選の行方がどうなるかという二点への強烈な興味によって、

読者は最後まで一気にラストまで導かれていくと思います。

薀蓄の内容も、大統領選の内幕で、あったり、

米国航空宇宙局(NASA)や国家偵察局(NRO)の実態であったり、

その分かりやすさは天下一品ですね。

『天使と悪魔』と同じく、自然科学の深い内容に言及している部分もいくらかあるものの、

読者は登場人物に感情移入して話の流れに身を任せているだけで、

十分に理解できるばかりか、新たな知識を無理なく楽しみながら吸収できます。

一晩一気に読むことになりますが、寝不足になった分しっかり楽しめます。オススメです。

読む手が止まらくなった?。
単純に娯楽ものとして面白い。訳者によると,題名の意味は「欺瞞の極地」だそうだ。

熾烈な大統領選を巡って陰謀が仕掛けられている!というストーリー。

実は,最初の「欺瞞」(陰謀)はプロローグに早くも仕組まれている。

もっとも,プロローグの「欺瞞」は,誰が何の目的で仕組んだものなのか,

佳境まで読み進んで初めて意味が分かる。

読んでいる私たちは,はジェットコースターに乗ってるよう勢いで,

次々出てくる欺瞞と暴露,スリルたっぷりの攻防に振り回されて目が回り,

えー!一体どうなるの?と着地点が分からなくなるほどだ。

でも,最後は,ちゃんと,爽快でハッピーなTHE END。

読後感がとてもよいです。

終盤,主人公格の男性が相手の女性を不器用に口説く場面も,

女性の私としては,なかなか萌え萌え。

薀蓄好きのダン・ブラウン氏は,本作でも相当研究しているとみえ,知的好奇心も満足。

有名な「ダ・ヴィンチ・コード」はキリスト教がテーマでちょっと重かったけど,

今度は,NASAとか地球外生命体がテーマなので,

薀蓄と言っても,より気楽で娯楽的です。

解説に,「ページターナー(page-turner)」(ページをめくるのが止まらなくなるほど

面白いってこと)と書いてありましたが,まさにそういう感じです。

することがない土日とか3連休に読むとちょうどよいですね。

映画栄えもすると思います。

アメリカという国がまた恐ろしく思える…
官僚が支配する日本では、考えられないし、書けない話だと思います。

この本を手にしたほかの人と同じように「タビンチ…」から逆行して3作目で辿り着き、

背景にある莫大なデータとスケールに唖然とするばかりでした。

デセプション・ポイント〈上〉 (角川文庫)

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ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)

ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)ダン・ブラウン確信犯的な、著者の「行儀の悪さ」
本書は全世界でベストセラーとなり、

特にキリスト教世界では一部で物議をかもしたミステリー全三巻です。

内容をかいつまんで言うと、

ルーブル美術館館長の殺害の捜査協力を求められた大学教授と、

被害者の孫でもあり暗号解読のプロでもある女性とが、

残されたダイイング・メッセージを解明しつつ、

事件の真相と、その背後にある謎に迫るというものです。

わずか一日の出来事!が三冊にまたがる大著となってしまったのは、

謎の解決に必要な知識にまつわる膨大なウンチクが展開されるからです。

それは、ダヴィンチの絵画等に隠された、

キリスト教にまつわるタブーであり、

「聖書物語」レベルの知識がある方は、

きっと知的好奇心をくすぐられることでしょう。

他方、敬虔なクリスチャンにしてみれば、

「あなたはね、パパの子じゃないのよ」的な、

自分のアイデンティティを覆されかねないようなことだけに、

衝撃を与えたのも無理はないでしょう。

ちなみに、本書が批判を浴びた原因は、

もっぱら著者の不適切なまえがきにあります。

いわく、本書の内容は正確な事実に基づいている、と。

もちろん、本書が示しているのは大胆な仮説に過ぎません。

とはいえ、著者の問題意識は傾聴に値しますし、

個人的には本書の内容が真実であった方が面白いとも思います。

むろん、われわれ一般読者は単純なフィクションとして、

また、キリスト教世界への関心の入り口として本書を楽しめばよいと思います。

映画を見てから
映画を見てから本を読むとよいか、本を読んでから映画を見るとよいかは、

キリスト教あるいは、西洋の歴史に対する興味、知識によるかもしれません。

キリスト今日、西洋の歴史にあまり興味がなければ、映画をお勧めします。

話の流れは映画の方が掴みやすい。

キリスト教あるいは西洋の歴史に興味がある方は、小説を読んで、その内容が、

映画にどのように反映されているかを確かめながら、

ルーブル美術館などの映像を楽しむとよいかもしれない。

ダ・ヴィンチ・コード
この本書いた人、こんなにいろいろ思いついてすごく頭いいんだろうなー。

物語の感想よりもまずそんなことが頭に浮かんだ本。
ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)

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